ワンころコロ

アクセスカウンタ

zoom RSS ゆり

<<   作成日時 : 2005/10/01 12:26   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像
私達には 忘れられない 一匹の犬がいる。
引き取ろうとして 一緒に1ヶ月暮らしてみて 諦めて返した犬だ。
周りの人達にたくさん迷惑を掛けてしまった。
私の我儘で 振り回してしまった ゆりと関係者たち。
すまないという気持ちと 反省がいっぱいある。

ゆりは 私がネットを通じて 大治郎の兄弟犬として 引き取らせてもらおうとした犬だった。
結局 1ヶ月のお試し期間の後 彼女を諦める事にした。
ゆりに 問題があった訳ではない、あくまで 私の決断だった。

2匹の犬を一緒に飼うという事は 簡単なことではない。
ましては 成犬になった仔を 新しく迎え入れると言うことは やはり私達には難しいことだった。
お互いが 少しばかり我慢しあい 譲り合えば それは難しい事では 無い事の筈だった。
一般論では そうなのだろう、でも 個性と個性がぶつかり合ってしまうと そう言ってもいられなくなることがあるのだ。

どんな犬であっても そう扱い易い犬は いないものだ。
それぞれが 個性を持ち 譲れるところと 譲れないところを持っている。
譲れないところが お互いぶつかってしまうと それはもう戦争のようになってしまう。

大治郎は 私に一番可愛いがられている犬だ。 そう育ててしまった。
私の一番の犬だという事が信じられるから 安定していられる。
私が黙っていなくなると それだけで不安になり 食べ物を戻してしまった事のある犬だ。
愛情と訓練で強く結び付けられている。

ゆりは 問題を抱えていると言われていた犬だった。
社会性が無く 人や他の犬に対する警戒心が強い犬と思われていた。
でも、その本性は 寂しがり屋で愛情に飢えた普通の犬だった。
とっても、誰かの一番大切な犬になりたがっていた犬だった。
その群れで 一番のリーダーに一番可愛がられる犬、それが望みだった。
そのためには たとえ 血だらけになっても諦めない犬だった。
どんなに怖くても 辛くても 諦めない犬だった。

二つの生き方が 私を挟んでぶつかってしまった時 私に出来た選択は どちらかを手離す事しか無いように思えた。
私には大治郎を変えることも ゆりの生き方を否定することも 嫌だった。
それをおしてまで 二匹を飼い続ける事は 私の我儘、傲慢としか思えなかった。
だから 諦めた。

ゆりは ネットを通じての情報で ”問題行動をする犬”だから 引き取ってもらえないのだと思っていたが 実際会って しばらくすると とんでもない誤解だったことが 解った。
とても飼いやすい犬だった。
家の中で 悪戯はしない、粗相もしない、大人しく留守番できる、お散歩だってそこいら辺の**犬に比べれば とってもお利口に出来る。
都会ではどうなのかは解らないが 私の住んでいる田舎では お利口な犬・・・出会った人たちも皆そう言ってゆりを褒めてくれた。
確かに 猫を見ると興奮する(当たり前) 他の犬に吠えることもある(当然) 来客に吠える(少ししつこい) まるきり問題が無いわけではない どんなイヌでもそうだろう。
しかも 驚いたことに 完璧にリーダーウォークが こなせた。画像
訓練士の先生いわく 「やった事ありますね。訓練入っています。」
ゆりは 成犬として引き取られる犬としては 理想的だと言っても良い犬だった。
我が家のような事情を除いては・・・・・・

ゆりが 何故 私の所で 一生我慢して生き続けなくてはいけないのか 私には納得のいく理由が見つからなかった。
ゆりの望みはそれ程贅沢なものでは無い筈だ。
なぜ 諦めさせなかればいけないのか。
ゆりが、これからなぜ大治郎の後ろで生きていかなきゃいけないのか私には解らなかった。
良い仔なのに・・・それが悩みになってしまった。
良い犬だから 悩むって・・・・

言い訳になってしまうのかもしれないが 私に選ぶ事が出来たのは ただ帰すこと それだけだった。
二匹を同じように愛せば良い。
それは知っている。
でも、大治郎は私達にとっては”運命の犬”だ。
大治郎にも 私達は”運命の飼い主”だと 思われているのだと感じている。
大治郎と同等に扱えますって 嘘はつけなかった。
ゆりに 嘘はつけなかった。
ゆりには またチャンスを与えるべきだ。
諦めて 私達と暮らすより きっと良い未来がやってくるはずだ。
それが 私の結論だった。
ゆりにも 運命の飼い主はきっと居る。
その人に ぜったいに 巡り会える。
大治郎をハウスに入れた後 ほんの僅か数十秒だけ 私を独占できる時、ゆりは本当に嬉しそうな顔をしていた。画像
その笑顔を ずっと ゆりのものにしてあげたい。
私にはあげられないもの、運命の誰かからなら きっともらえるもの。
そして ゆりが ずっと 欲しがっていたもの。
そのためには 私は私の我儘を通そうと思った。

私がこの話を出来るようになったのは 卑怯なようだが ゆりが幸せになったのを知ったから。
ゆりがようやっと 求めていたものを 手に入れたから。

おめでとう ゆり
いつまでも 幸せにね

そして ごめんね ゆり
つらくて 悲しい 思いをさせちゃったね
でも 幸せになった 君を見て うれしかったよ

たぶん 私の自己満足なんだろう
でも 私には嬉しい事です。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ゆり ワンころコロ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる