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<<   作成日時 : 2005/09/04 18:54   >>

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大治郎は 本当は 人間の事が あまり好きではない。
見知らぬ他人のことが なかなか信用出来ない。
それには ちゃんと理由があった。

大治郎が 手術後の療養のため 家の中で 過ごしていたら、近所の主婦から 意外なことを 尋ねられた。 
「やっぱり 家の中で飼うことにしたのですか?」
「お宅の ワンちゃんが 虐められていたのに気が付いたのですか?」
どう言う事かと尋ねたら 大治郎は 留守の間や 夜に 後ろのアパートに住む夫婦に 悪戯されて虐められていたと 教えてくれた。
その夫婦は 妻に犬の事で 親切そうに話しかけてきた人物であった。
「実家で 何頭も犬を飼っているが こんなに啼く犬は 始めて見る。」と 話しかけてきたらしい。
そして 警察に 吠える犬で 困っていると 通報したのも この夫婦だったそうだ。
自分達で 吠えさせておいて 通報したことになる。
実は そのとき既に その夫婦は 引越しした後だった。
私は 怒りのやり場に 困ったが 居なくなってくれて 助かったと感じたのも 確かだった。

大治郎には 苦手なものが ある。
小さい頃から 何故苦手なのか不思議に感じられることの全てが この頃の経験に基づいているのかどうかは解らないが 大きく関係しているのは 間違いないのだと考えている。
自転車に乗った人、頭にタオルを巻いた人、物を投げる動作、飛んで来る物、大きい声、制服を着た人、窓などに手を着いて覗き込む人ets・・・
怯える 逃げる 吠える ・・・ 訓練で ある程度は 抑えることは出来た、けど 相変わらず苦手なのは間違いない。

ある人の話によれば 元野良犬だった犬達には 人を避けようとする癖が在るそうだ。
長年 捕獲員の手から逃げ回っているうち と言うより 逃げ切れた者だけが生き残った結果 人を警戒する癖が 遺伝的に強まったのだと言っていた。
ある程度は 納得できる話だ。
でも 子犬のとき 初めて会った妻の下に 無心に駆け寄って来た 大治郎の心に 人間不信が有ったとも思えない。
そして 全ての子犬が あんなに人懐こいのに・・・ やはり 人が彼らに 人間不信の心を 植え付けたのだと思えてしまう。

私は 体の大きな大治郎を見て 「大きいワンワン、怖いよ。」って親に言う子供に 言ったことがある。
「このワンワンも 怖いって言ってるよ。」
子供は 目を見開いて 驚いた顔をしていた。「ワンワンも 怖いんだって。」
そう 大治郎は 怖がっていた。

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